野外騎乗の心得1

私は街中で馬に乗って散歩したり、季節や景色を馬上から楽しんでいます。

特に乗馬クラブをやってるわけでもなく、ブリティッシュなどのレッスンはしていません。

この時代に馬で買い物するのは珍しいので、街中では写真をたくさん撮られます。


今年の1月にツイッターで拡散されテレビで報道して頂いてから、

とくに様々なお声を頂戴しました。


とてもユニークで面白がられるのですが、

実際のところは、公道で馬に乗る際にはスキルとメンタルと覚悟が必要です。


生き物ですので、動画の様な最低のケースは常に想定しています。



車や電車と同じ様に、スポーツには事故が確率的に付き物ですので、

常に事故のケースを想定しています。


落馬はプロの騎手でもする訳ですので、乗馬の技術のみならず、

トラブルの対応について学ぶことも必要になってきました。


実際に去年は、研修生が馬と一緒に川に落ちてしまいました。

川が隣にある脇道を歩き、操作ミスをして滑ってしまったのです。


幸い、これまでの経験を元に対処でき、大ごとにはなりませんでしたが、

常に油断は禁物です。


賛否両論があると思いますが、私が鞍も頭絡もなくホルターで街中を乗馬してるのは、

自分の馬だからであって、人様の馬では怖くて到底できません。


一般的には、乗馬は馬具がある方が安全だと思われると思います。

しかし、その馬と私の間では、馬具の装着をしていない方が安全なことがあるのです。


例えば、瞬間的に咄嗟のピンチ・出来事が起こった際に、

鞍があれば下馬までに鎧を脱ぐ必要があるため、降りるまでに時間が掛かります


裸馬であれば、すぐにスルリと降りることが可能ですし、

自分の感覚でリスクを回避しやすい利点があります。


そのためには、裸馬でもバランスをキープできるスキルが必須です。


逆に裸馬でバランスが取れないのであれば、

鞍を付けて野外騎乗に行くなど怖くてできません。

バランスを鎧でなんとかするという概念は絶対に危ないのです。


また、貸し馬では一人でホーストレッキングはしない方が良いでしょう。


どこがアクセルでブレーキか、

どのくらいの速度が出るか、

どの程度でブレーキが効くか、

ハンドリングはどの程度か、

などがわからない状態ではとても危ないです。


動画の様に、馬が沼地にハマるケースもあります。

この様なリスクはなるべく避けなければなりません。


乗り慣れてる車の方が圧倒的に事故は少なくなりますが、

絶対ということはないので、これからも様々なケースの対処を勉強してゆきます。


※5月の研修生を募集

将来的に馬の仕事をしたい、俳優としてなどスキルが欲しい

など自身の理由がございましたら、まずはお問い合わせフォームよりお申込みください。



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